在留資格


在留資格とは、外国人が日本に入国・滞在し、特定の活動を行うために法的に許可される資格です。日本では、外国人が合法的に滞在するためには、滞在の目的に応じた在留資格が必要となります。各在留資格は、滞在目的に基づいて種類が異なり、その活動範囲や権利、滞在期間が定められています。

在留資格には、「就労系」と「非就労系」、「身分系」があり、就労系には技術・人文知識・国際業務、特定技能、技能実習などがあります。非就労系は留学、文化活動などで、身分系には永住者、日本人の配偶者等、定住者などが含まれます。

在留資格は、入国後にその活動が適法であることを保証するものであり、活動内容や滞在期間によっては更新や変更が必要となる場合があります。また、在留資格によっては、家族の帯同や永住権の申請が可能な場合もあります。

外国人在留資格の種類

外国人在留資格には、様々な種類があります。主な在留資格の種類としては以下のようなものが挙げられます。

  1. 留学: 外国人が日本の学校に留学するための在留資格です。大学進学、語学学校、専門学校など、留学目的に応じて異なる種類があります。
  2. 就労: 外国人が日本での雇用を目的として在留するための在留資格です。技能実習や特定技能、研究者、企業内転勤など、就労条件に合わせて様々な種類があります。
  3. 家族連れ: 日本で活動する家族や配偶者が同伴する際に必要な在留資格です。一般的には「家族滞在」などの在留資格が該当します。
  4. 研究: 研究機関や大学での研究活動を目的として在留するための在留資格です。学術研究や文化・芸術研究、研究者向けの在留資格があります。
  5. 技術・スポーツ: 技能や専門知識を活かして日本で活動するための在留資格です。技術・人文知識・国際業務、芸術活動、スポーツ選手などの在留資格があります。
  6. 高度人材: 日本での高度な専門職やビジネス活動を行う身分に該当する在留資格です。日本経済や国際化に貢献する外国人に与えられる在留資格が含まれます。

以上が、外国人在留資格の一部の主な種類です。それぞれの在留資格には、条件や制約が設定されており、外国人が日本での滞在や活動を行う際には、適切な在留資格を取得することが重要です。

在留資格一覧表

出典 : 出入国在留管理庁ホームページ:https://www.moj.go.jp/isa/content/001335263.pdf